命のみことば
ヨハネによる福音書 6: 56 – 69
ヨハネ福音書は難しいと言われます。本日のテキストでも難しいと思います。
わたしたちの社会は、当然のこととして人間中心に社会活動・経済活動・家庭生活・政治が営まれています。 しかし、み言葉を中心に(クリスチャン)生活している方々は少数者です。
本日の聖句の中で 63「命を与えるのは、‘霊’ である。肉は何の役にも立たない。」とあります。
ここで‘肉’とは、人間存在そのもののことです。
ここで本日のみことばを56節から追ってみたい。
- 56わたしの肉を食べ、わたしの血を飲むものは、いつも私の内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。
- 58これは天から降ってきたパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。
- このパンを食べる者は永遠に生きる。
以上のどこがひどいのでしょうか。 弟子たちは何をつぶやいていたのでしょうか。
- 60ところで弟子たちの多くの者はこれを聞いて言った。「実にひどい話だ。誰がこんな話を聞いていられようか。」
- 人々は、人肉を食べる習慣はありません。
- 先祖が食べたもの、それは「マナ」のことでしょう。しかし、民は現在も暮らしてきている。
- 永遠に生きるパンなんてあるのでしょうか。
イエスさまは、一貫して真理を語ります。人々の常識ではありません。
63命を与えるのは‘霊’である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに はなした言葉は霊であり、命である。
弟子たちは、なお理解ができません。
64しかし、あなたがたのうちには信じない者たちもいる。
反キリスト(ヨハネの手紙2:18~)
子供たちよ、終わりの時が来ています。反キリストが来ると、あなたがたがかねて聞いていたとおり、今や多くの反キリストが現れています。これによって終わりの時が来ていることが分かります。
最期までイエスさまを信じる12弟子がいます、特にペテロの言葉がそれを物語っています。
68主よ、 わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を
持っておられます。あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。